AIは小説作家を越えられるか?激裏Ver.【R-18短編集】
第1章 無垢なる天使に制裁を【酒呑ハルヤ】
「.........っ!」
声にならない声をあげる天使の顔を見つめる。やはり一切の邪気を感じさせない美しい顔立ちをしている。
俺の中には、こんな綺麗な顔を汚してやりたいと思う気持ちがふつふつと湧き出してきた。
「ほらどうした?もっと喘いでみせろ。俺を喜ばせる為に股を開いたんだろう?」
そう言って俺はさらに力を込める。
「ひゃぁぁ…っ!」
そうこうしている内に俺はある違和感に気づいた。
「......(何だ?此奴の身体から神聖なものを感じる......)」
これまで数多くの女性と体を交えてきたがこのような神々しい気配は初めてだった。
まるでこの天使そのものが神の化身のようであり、今まで感じたどの女性よりも美しく感じるのだ。
「.........」
そんな事を考えながらも決して手は緩めない。このままいけば堕とせると思ったからだ。
「あっ...」
もう何度目かわからない絶頂を迎えたのか小さく声をあげる天使にさらなる刺激を与えようと再び手を伸ばした瞬間、自身にこれまで感じたことのない強い快楽が流れ込んでくる感覚を感じた。
「............ッ!?」
あまりの快感に頭が真っ白になる。
一瞬何が起きたか分からず呆然としてしまったが、すぐに自分が絶頂を迎えてしまった事を理解した。
「はぁ...はっ...あぁぁ.........」
そんな俺の様子にも気づくこと無く未だに身体を痙攣させているその天使は艶めかしく悶えている。
「おい.........今のはなんだ......?」
「あっ............あぁっ...............」
俺が声をかけたにも関わらず返事はない。いや、正確には先程と同じ喘ぎ声を上げているだけだった。