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ストライカー達の支えに【ブルーロック】

第1章 勧誘という名の強制連行





「お疲れ、才能の原石共よ。
ここでは結果が全てだ。」



あっという間に2分が過ぎ敗退者が決まった。

…それにしても最後にボールを当てたあの子…、一瞬別人みたいだった。



「この"オニごっこ"における"オニ"は、ボールを持ち続けることで"敗者"にもなり得るが、誰かに当てることで自らが"勝者"にもなることができる有権者だ。


自分よりランキングの上の奴を倒そうとする。それこそが集団の常識に左右されない、己のためだけの勝利への執念であり…、俺が求める…


ストライカーのエゴイズムだ。」









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「おめでとう。
青い監獄(ブルーロック)入寮テスト合格だ。

部屋にいるのはちょうど11人。お前らはこれから生活を共にする運命共同体…



時に協力し、時に裏切り、夢を削り合うライバルだ。」


ふぅ…。と絵心さんは一息つき、椅子にもたれ掛かった。
そして横にいた私と目が合うと、ふと思い出したかのように私の腕を引っ張りモニターの真ん前に立たせた。


『え、…ちょっ…!』


「あ、そうだ。…紹介しよう、
お前達のサポートをしてくれる小城陽菜だ。アドバイザーやメンタルケアをしてくれる。後はまあ雑用とか手伝いだな。」



ほら。と私に目配せをしてくるが、この男何をするにも急すぎる…。



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