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ストライカー達の支えに【ブルーロック】

第1章 勧誘という名の強制連行






『鬼ごっことはいえボールを相手に当てる必要があるのでボールキックやドリブルの精度が試されますね。

絵心さん、この部屋の広さにも意味があるんですか?』



「うん、いい着眼点だね陽菜ちゃん。
画面の中のあいつらにも聞かせてやりたい。」


いやそれは無理です絵心さん…。
いきなり鬼ごっこが始まり、負ければ即退場なんて言われればそんな思考は出来ないと思います…。
彼らは学生ですよ?



「この青い監獄(ブルーロック)の全てはサッカーに関連している。
この部屋はP.A(ペナルティエリア)と同じサイズだ。ここはストライカーの仕事場だ。
そんな戦場で生き残れない人間にストライカーの才能は無い。」


『…なるほど。』



ただのイカれ野郎かと思ってたけど、日本フットボール連合が彼を雇うのも何となくわかった気がする。
えげつないけど、やることには一貫性がある。


でも1つ疑問がある。
ここでP.A(ペナルティエリア)って何ですかって聞いたらやばいよね。そんなことも知らずによく今まで生きてこれたなとか言われそう…。





『……。』



今のままではサッカーに関する知識が無さすぎる。
こんな状態で選手のサポートなんて出来ない。本気でサッカーやりに来ているこの子達に失礼だ…。






「人生変えに来てんだよ…

世界一になりに来てんだよ…。」




「BON!」


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