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ストライカー達の支えに【ブルーロック】

第2章 仕事開始





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『はー…。絵心さんてば人使い荒いんだから…。』



アンリさんが今外出している関係で絵心さんの身の回りの世話を一時的にやらされた。

部屋は汚いしカップ麺のゴミばっかりあるし…。いつも食べてるのかな。
このプロジェクトに全力注ぎ込みすぎて、作る余裕ないし手早く食べられるようにしてるとか…?いや、考えすぎ?
…絵心さんのことだし案外ただのカップ麺好きなだけかも。




『…すっかり遅くなっちゃった。』


整備してないトレーニングフィールドは後チームZだけだし、さっさと終わらせよ。





ウィーン

『わっ』

「うおっ!」


チームZエリアの廊下を歩いていると急に自動ドアが開いて中から人が出てきた。
お互いこんな夜に出歩いてると思わず驚く。


「す、すんません!まさか小城さん居ると思わなくて…!」


『潔か!ごめんごめん!私もビックリした~!


…って、どうしたの?』


「え…?どう…って…」


何か元気ない?トレーニングの時は疲労で顔は死んでたけど今よりは表情明るかったような気が…。


『あ、いやごめん。何となくだけど元気なさそう…というか焦ってる感じ?』



そう言うと潔は目を丸くして私を見る。



「焦ってる…んすかね。俺。
何か皆俺よか優秀で、身体能力だって負けてるし。…納豆しか食ってねーし!」



…納豆?

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