第2章 カンタレラ
とぼとぼ
(近くに地図があればいい···が··)
血の気配を感じる
すたすた
(人か猫か犬か?)
発見した人は
ぐったりと倒れてる赤いコートを装着した人がいた
だっ
「大丈夫ですか?!意識ありますか!?」
「ぅ··あぁ、大丈夫だにゃ··」
「良かった、起きれますか?」
ぐぐっぐら
「大丈夫··あっ」
「おっと」
ぽふっ···むに
「や··柔らか··おっ··ぱい」
(···スケベ)
✿✿✿
ふっ
「ここは··俺の部屋?ーー!」
がばっ
(誰が運んだ!?何故ワシの家に··!)
勢いよく起き上がったからか、ぐらつき倒れる
ずべっ
「み゚!」
チャキッ
(気配を辿れ。···幸い日出男達が学校だからまだ良かったが··)