第18章 アラフォー主婦の異世界トリップ(執筆中)
謙也「あぁ…白石のファン達やな。」
「は!?ファン??白石君ってアイドルか何か??」
白石「そっ…そんなんちゃうから!」
謙也「白石の顔見れば分かるっちゅー話や。」
謙也君が言うから私は白石君の顔をよく見てみた。
「……………あー!!なるほど!!確かにいい男だわな!」
白石「なんや…そう直接言われると恥ずかしいな。」
謙也「つーか、言われるまで気付かんかったんかいな??」
「だって〜私にとっていい男は旦那だけだし?中学生はまだ子供にしか見えないわよ。」
謙也「あぁ…そういや三神さんの中身は中年やったね。」
「おいコラ!アラフォーと言え!中年はなんかヤダ!……ん?てか、私が実はアラフォーの主婦って信じてくれてるわけ??」
白石「三神さん…勝手に話してすまんな。謙也に昨日の夜話したんや。」
「あぁ、別にいいわよ?きっと今時の中学生らしく振舞うなんて出来ないだろうからいずれは不審に思うだろうし?」
白石「ちなみに…テニス部のみんなにも話したんやけど…事情知っとる奴が多い方が良ぇ思ってな。」
「ん?君達テニス部なんだ??」
謙也「せやで!四天宝寺中テニス部!浪速のスピードスターっちゅーんは俺の事や!」
「ん?お庭のスペードスター??」
謙也「な・に・わ・の!スピードスターやっちゅーねん!!スペードって何やねん!!」
「ごめんごめん。横文字に弱くてね〜。白石君は??浪速のアイドル!コギャルの玩具!!マダムキラー白石とか??」
白石「そんな異名持ってないで!?つーか、なんでマダムキラー!?」
「ん〜…おばちゃん受けしそうな顔してるじゃん?……いや、おばちゃん目線から見ると謙也君のが可愛いか??」
そんなこんな普通に話しているがまだホームルームは終わっていないのである。
オサム「お前らっ!喋っとらんで俺の話聞けやっ!!」