第13章 変人マネージャーと四天宝寺テニス部(エロ本)
オサム「大変やー!!俺のお宝が消えた!!」
涼子達が居る部室の扉を監督の渡邊オサムが勢いよく開けた。
白石「オサムちゃん…そんな勢いよく開けるとドア壊れるで?年季が入っとるんやから…」
オサム「そんな事どうでも良ぇねん!俺のお宝が何者かによって盗まれたんや!誰か知ら……あー!!それは俺のお宝!!」
オサムは涼子達の持っているエロ本を指差しながら叫んだ。
謙也「お宝って…なんでこんなん学校に持ってきとんねん!」
オサム「学校でもたまに見たくなるやん!」
小石川「学校ではあかんやろ…。」
オサム「バレなきゃ良えやんけ!」
財前「その発言は教師としてどうかと思いますわ。」
オサム「…んな事より!盗んだのは誰やねん!?」
オサムが叫ぶと白石、謙也、財前、小石川は一斉に涼子の方を見た。
オサム「やっぱお前かいな!?」
「いや〜ん!バレちゃった!どうしよう!」
オサム「全然どうしようなんて思っとらんやん!こそ泥はあかんで!」
「こそ泥とは失敬な!引き出し物色してあわよくば金目の物あったら売り飛ばそうと思っただけよ!」
オサム「充分こそ泥やんけ!今までお前にやったコケシ没収や!」
「あぁ、アレなら朝練の後にまとめてケンちゃんのロッカーにぶっ込んでおいたから好きにすれば?」
小石川「俺のロッカーに入れるんやない!ゴミ箱ちゃうで!?」
オサム「ゴミ!?小石川!後で覚えとけや!それにしても涼子…なんつーバチ当たりな事をするんや!」
「だってぶっちゃけコケシ要らないじゃない?ねぇ?光?」
財前「なんで俺に振るんや…。まぁ…確かに要らんけど。」
オサム「何やてー!?まさか白石と謙也も…?」