第13章 変人マネージャーと四天宝寺テニス部(エロ本)
謙也「………部屋の何処かに置いてあるはずやけど?」
オサム「は!?何処かって何処やねん!?」
謙也「えっと……本棚の上とか?」
財前「謙也さん…正直に失くしたって言ったらどうです?」
謙也「なっ!?余計な事言うなっちゅー話や!」
オサム「あかん……バチ当たりばっかや…。」
白石「オサムちゃん?俺はちゃんとあのコケシ活用しとるで?」
オサム「ホンマ!?流石、白石部長や〜ん!つーか、活用って??」
白石「ん?カブリエルの登り木やけど?」
オサム「………………みんな酷いで!オサムちゃん拗ねてまうからなー!!」
そう言うとオサムは半泣きで部室を出て行ってしまった。
「あらま…エロ本そのままで出てっちゃったよ。」
財前「…このエロ本どうするんすか?」
「ん〜…これもケンちゃんのロッカーに捨てとく?」
小石川「なんでやねん!?俺のロッカーはゴミ箱ちゃう言っとるやん!」
「じゃぁ…ユウジのロッカーにしとくか。」
白石「涼子?その本、オサムちゃんの引き出しに戻しときや。」
「えー!なんで私が?謙也にやらせればいいじゃん!」
謙也「なんで俺やねん!自分が持ってきたんやから自分で行け!」
こうして涼子は渋々エロ本を戻しに行ったのだが…
教師「コラー!!三神!学校になんつーもん持って来とるんや!!」
「げっ!?」
最悪な事に小煩い学年主任に見つかってしまい説教される事となったのであった。
「私のエロ本じゃないのにー!!」
終