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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第8章 白石蔵ノ介と男装女子


そして俺は昼休みに屋上に連れられて行った。

小春「あら〜?蔵リンったら女の子連れてる〜!可愛い〜!ロックオン!」
一氏「こら〜!小春〜!!浮気か!!」
財前「…部長の彼女っすか?」
謙也「なんや転校生の三神さん連れて来たんかいな?」

なぜか蔵ノ介の友達らしき男子生徒も居た。最後に喋った奴は確か…忍足やったっけ?

白石「ちょっとコイツに話があってな。みんな…コイツ逃げへんように見張ってや?逃げ足は凄まじく速いからな。」
謙也「…どういう事や?」
「……あはっ?涼子ちゃん逃げたりしない…」
白石「先ずそのキモい喋り方やめや。」
「……はい。」

なんか蔵ノ介の奴…顔がおっかねぇ…。

白石「で?お前、涼なんやろ?」
「えっと…私は涼子だけど?涼って誰でございましょう?」
白石「いやいや、あの癖にその顔立ち!涼やんけ!なんで女の格好しとるんや?なんで黙って居なくなったんや?」
「……………。」
謙也「涼って……前に白石が話してた奴の事かいな?」
小春「そういえば…小学生の時、突然転校して音信不通になった友達が居たって言ってたわね?」
一氏「で、この女がその涼って奴なんかいな?」
「だから〜!私は涼子だって言ってるでしょ?」
白石「………なぁ?誤魔化さんとホンマの事話してくれや。俺…お前がいきなり居なくなって…曾お祖父さん亡くなったって噂で聞いたし…どないしてるんか心配してたんやで?」

真剣な顔をしながら白石は涼子を見つめた。

「ゔっ……」
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