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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第7章 シスコン忍足謙也


それから夜寝る時間になると涼子はいつものように俺の部屋にやって来た。

「……謙也お兄ちゃん?一緒に寝よ?」
謙也「えぇよ。ほら、早くこっち来ぃや?」

未だに涼子は1人で寝れないらしく俺と一緒に寝たがる。合宿や学校行事で俺が居らへん夜は翔太と寝てたらしいけど…俺が居る時は絶対俺のとこに来るんやで!

「ふふふ…謙也お兄ちゃんのベッドの中暖かいなぁ。」
謙也「……なぁ?」
「ん??」
謙也「……俺と一緒に寝るの嫌やないん?」
「なんで??」
謙也「だって…一緒に風呂入るの嫌言っとったやんけ。」
「………寝るのはいいの!裸じゃないから!」
謙也「なんや…裸見られるん恥ずかしいんか?別に妹の裸見たって何とも思わへんで?赤ん坊の時からほぼ毎日見とるやんけ?」
「………恥ずかしいもんは恥ずかしいの!」
そう言うと涼子はちょっと拗ねて部屋を出て行ってしまった。あかん…何が恥ずかしいんかサッパリ分からへん…。

こうして俺はかなり久々に1人で寝る事になったはずなんやけど…

謙也「………ん?」

朝目を覚ますと俺の隣に涼子が寝ていた。
どうやら夜中にちゃっかり戻って来てたらしい。やっぱり1人じゃ寝れへんのやな。
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