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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第5章 青春学園の不二子ちゃん


「え〜?そんな事言うと本当に抱き着いちゃうかもよ?」

涼子ちゃんは可愛い笑顔で僕を見ながら言う。あぁ…これが恋人同士の会話だったらなぁ…。でも君にとって僕は女友達なんだもんね…。
そして僕達は映画館へ辿り着き飲み物を買う。

「わっ!この特大サイズの飲み物超お得だね!けど…流石にこんなに飲まないか。」

どうやらカップルにオススメの2人で飲む用のようだ。

不二「クスッ…1人では無理だよね。……ねぇ?涼子ちゃんが嫌じゃないならこれ買って2人でシェアしない?」
「えっ!?私は全然いいよ!」

よし…これで涼子ちゃんと間接キスできる。そんな事で喜ぶ僕ってもしかして変態かな?

不二「飲み物何にする?私は何でも飲めるから涼子ちゃん決めて?」
「全部私が決めるのは悪いよ……それじゃぁ……不二子ちゃんは甘いのと甘くないのどっちがいい??」
不二「ん〜…どちらかといえば甘くない方かな?」
「じゃぁ、アイスティーのストレートにしようか?ガムシロップ無しで!」
不二「うん。」

僕達は飲み物を買って映画館中に入り席に着いてしばらくすると映画が始まった。僕的にはそんなに怖くないんだけど…

「きゃっ!!」

涼子ちゃん的には結構怖いみたいだ。

不二「クスッ…怖い?」
「普通に怖いよ!不二子ちゃん怖くないの!?」
不二「私は平気かな?」
「結構強いのね……きゃっ!!」

この時、涼子ちゃんは僕にしがみ付いた。

「あっ…ごめん。」
不二「クスッ…いいよ…終わるまでこのままで。」

僕はドキドキしていた。だって好きな子とこんなに密着してるんだから…。それから映画が終わるまで涼子ちゃんは僕にしがみ付いていた。

不二「涼子ちゃん?終わったよ?」
「はぁ……怖かったぁ。」
不二「クスッ…もぅ大丈夫だよ?」

僕は涼子ちゃんの頭を撫でた。
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