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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第5章 青春学園の不二子ちゃん


不二side

僕は不二周助、青春学園中等部の3年。僕には想い人が居る。それは他校に通う三神涼子さん。僕の行きつけの本屋さんでよく会ってそれから仲良くなったんだ。ただ…彼女と会う時はいつもの僕ではないんだけど…。

「あっ!不二子ちゃん!」
不二「涼子ちゃん!ごめん、待った?」
「そんなに待ってないよ!」

彼女は僕を女だと思ってるんだ…だって僕は今、女の子の格好をしてるから。

「不二子ちゃんその服可愛いじゃん!」
不二「そうかな?ありがとう。」

僕は今、花柄のワンピースを着ている。姉さんのお古を勝手に拝借したんだ。なんで女装してるのかって?それは…前に姉さんが買ったワンピースがサイズが合わなくて僕に着てみないかなんて言うからおふざけで着てみたら自分で言うのもなんだけど結構似合っちゃってね。面白半分で外を歩いてみたんだけど全然バレないし楽しくなっちゃったんだ。それで行きつけの本屋さんに行ったら涼子ちゃんと出会って…それからずっと本屋に行く時は女装して行くようになって涼子ちゃんと友達になることができたんだ。

「じゃぁ、行こうか?早く行かないと映画始まっちゃう!」
不二「クスッ…そんなに急がなくてもまだ大丈夫だって。」

今日は涼子ちゃんとホラー映画を観るんだ。涼子ちゃんが同じ学校の友達から割引券貰ったから一緒に行こうって誘ってくれてね。

「不二子ちゃんってホラーとか怖くない?」
不二「そうだね…結構大丈夫な方かな?涼子ちゃんは大丈夫?」
「う〜ん…物によってなんだよね。ちょっとグロい感じのホラーは苦手かも。友達は多分グロ系じゃないって言うんだけどさ〜。」
不二「クスッ…もし怖かったら抱き着いてもいいよ?」

僕はそんな事を冗談っぽく言ってみる。
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