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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第22章 幸村精市と逞しい彼女


幸村「この前、彼女に助けてもらってさ。3年B組だって言ってたから仁王と丸井と同じクラスだよね。2人とも三神さんと話した事ある??」
仁王「話した事はほとんどないぜよ。」
丸井「俺も〜。なんか無愛想で近寄り難いんだよな。」
切原「柳先輩は何か知らないんすか??全校生徒のデータ取ってるんでしょ?」
柳「そうなんだが…彼女は隙のないタイプでな。3年B組で去年の秋に東京から転校してきたというデータしかないんだ。」
幸村「そのくらいなら俺も知ってるよ。LIN◯で聞いたから。」
丸井「えっ!?幸村君、三神と連絡取り合ってるの!?」
幸村「助けてもらった時に連絡先聞いたんだ。」
ジャッカル「結構積極的なんだな…。」
柳生「ところで幸村君は三神さんに好意があるのですか?」
丸井「それはねぇだろぃ?」
仁王「三神と幸村じゃタイプが違うぜよ。」
幸村「えっ……」

俺はつい、みんなの前で顔を赤らめてしまった。

切原「もしかして好きなんすか!?」
幸村「ん〜……まぁ…そうだなぁ……いやぁ…ん〜…」
真田「幸村!男ならハッキリとせんか!」

照れていると真田が無駄にデカい声を出した。煩ぇよオッさんって思ったけどとりあえず今は黙っておくかな。

幸村「……好きだよ?一目惚れしたんだ…。」
ブン太「えーっ!?」
仁王「幸村…お前、本気なんか?」
幸村「本気だよ?ただね…今アプローチしてるんだけどいい返事が貰えなくてデートできないんだよね。」
切原「幸村部長をそんなに夢中にさせるって…一体どんな人なんすか??」
幸村「そうだなぁ…兎に角とても落ち着いてる子でさ。バーベルを無表情で軽々と持ち上げるんだ。」
柳生「……ん?バーベルですか??」
ジャッカル「ダンベルじゃねぇのかよ?」
幸村「うん!バーベルだよ?」
真田「なぜバーベルなど持ち上げるんだ?」
幸村「彼女、格闘愛好会に入ってるからトレーニングでやってるんだってさ!それと朝練も自主的に頑張ってて毎朝30キロ走ってるんだ!」
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