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テニプリ短編夢小説(四天宝寺中心、時々青学立海)

第20章 白石蔵ノ介と幼い妹2


白石「あ〜!!涼子ちゃん!あかん!このままじゃ本来の目的を忘れてまう!!」

ハラハラしながらも陰から見守っていると謙也が後ろから声をかけてきた。

謙也「おん!白石!こんなところで変な格好して何しとん??」
白石「しっ!声がデカいで!涼子ちゃんに気付かれるやろ!?それに変な格好とは何やねん!?変装や変装!」

結構な感じで怪しい格好をしているのである。

謙也「変装??涼子ちゃんに気付かれる??」
白石「今日、涼子ちゃんが初めて1人でおつかいしとんねん!」
謙也「あぁっ!!それをバレんように隠れて見守ってるっちゅー話やな??」
白石「しっ!!だから声がデカいっちゅーねん!」

涼子にバレてないかハラハラしていたのだが…

「おじいたん!おばあたん!このカリカリ梅お茶と合うね!」

お菓子とお茶に夢中で全く気が付いていないのであった。

ジジ「涼子ちゃん?こっちのお芋蒸したのもお食べ?」
「あいがと!でも…涼子たんもぅ行かないと…」
ババ「そうなん?涼子ちゃんの為にフルーツゼリー買ってきたんやけど…」
「ゼリー!?」

ちなみにそのゼリーとは今時のお洒落なジュレではなく、お年寄りがよく食べるオブラートで包まれている四角型のゼリーである。

ジジ「涼子ちゃん好きやろ?今日のはシャインマスカット味やで?」
「食べる〜!!」

こうして暫くジジババの相手をしながらお菓子とお茶を堪能してやっとこさおつかいに戻る。
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