• テキストサイズ

【ヒロアカ】19Hzの瞳孔

第6章 USJ



「今日のヒーロー基礎学だが…俺とオールマイト、そしてもう一人の3人体制で見ることになった。」

午後。今日は茄子の味噌汁がついた塩鯖定食を腹一杯食べて、凄まじい眠気がエマを襲っていた。


「ハーイ!なにするんですか⁈」

「災害水難なんでもござれ。人命救助訓練だ‼︎」

相澤先生がバン!と出したカードには、RESCUEと書かれている。



「レスキュー…今回も大変そうだな」と上鳴。

「ねー!」芦戸。

「バカおめー、これこそヒーローの本分だぜ⁈鳴るぜ!腕が‼︎」切島。

「水難なら私の独壇場、ケロケロ」蛙吹。


「おいまだ途中」と睨んだ相澤先生により、生徒たちの話し声は抹消された。


「今回、コスチュームの着用は各自の判断で構わない。中には活動を限定するコスチュームもあるだろうからな。

訓練場は少し離れた場所にあるからバスに乗っていく。
以上、準備開始」



エマはウトウトしながらも、コスチュームの入ったケースを撮りに行った。

まだクラスメートに具体的なことは話していないが、エマの個性には携帯血液と緊急用の造血剤がほぼ必須である。


「今日はやけに眠い…昨日夜更かししすぎたかな。」


安心して欲しい。

これから眠気が一瞬で吹き飛ぶ出来事が待っているのだからーー。



/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp