【IQ2】水を被るとフォーゼになっちゃうふざけた体質な月島
第1章 4月
あまりの可愛さにすりすりする
犬は満更でもなさそうだった
「おいがしてやったんじゃからな」
「うんうんありがとー
この子は何食べるかな?
猫まんまって言うくらいだから犬も白米食べるかな?」
(現実では止めましょう)
「ムン!」
犬は瞳を輝かせる
「おーちょうでちゅか
前の家でも食べてまちたか、よちよち」
白米と味付けをせずに焼いただけの鶏肉をあげると、ペロリと3合食べてしまった
「おかしい…妙だぞ!?
明らかに奴ん体積よりたべた量ん方が多か!」
「品性は金では買えないよ、音」
満足そうな犬を抱き上げ、腹部に顔を埋める
「いっぱい食べまちたね~
かちこいでちゅう~
すぅーくんかくんか」
「ムン」
「あら、男の子でちゅか
可愛いおちんが付いてまちゅねぇ~」
「ムン!?」
「おい、そう言うの見とうないからやめろ」
「何?嫉妬?
ムンちゃんの事吸いたいんでしょ」
「ちご!
と言うか、ムンちゃんて誰じゃ!」
「この子の名前、ムンちゃんにしたの!
むんって泣くから」
「ムン?」
「わいそれ、明日には保健所連れて行くんじゃぞ」
「やだ!飼うもん!
ねームンちゃん
今日は一緒に寝ようねー」
犬の口にキスをする
「ム…!」
「キエエエーー!!(猿叫)
なんじゃ、のばかすったれ!
もう知らん!」
鯉登は怒り、出ていった
「何だあいつ?」
「ムン……」
その後、遠慮するムンちゃんを抱いて、同じベッドで寝た
朝
「………うーん
ムンちゃん……あれ、ムンちゃん?」
ベッドにいる筈のムンちゃんがおらず飛び起きる
寝室の扉は開けたままだった
「ムンちゃん!どこにいるの!?」
家中探すと、玄関で何やら疲れていた
「あ、こら!
靴で遊んでたの?駄目でしょ!」
「ムン……」
「もー、玄関ばっちぃから行ったらめっ!」
「ムン……」
「まだ会社まで時間あるし、お風呂入ろっか
その前に喉乾いたでしょ、ミルク飲む?」
「ムン」
「私動物飼ったら一回やってみたかったんだよねー
はいこれ、哺乳瓶ミルク!」
「ムン!?」