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ゆりかごに甘噛み (R18)

第2章 *・゚・夜を結う*・゚*【不死川実弥】



 くぷくぷと、蜜壺の中が愛液で潤っている音がした。



「オイオイ···"そんなつもりじゃなかった"ってェ抜かしやがった奴の具合にしちゃ濡れすぎだろォ」

「さ、実弥くんの触りかたが、やら、しい、から···ぁっ」



 むくりを上半身を起こし上げ、実弥は寧々のそれを確かめるように片手で秘所の膨らみを横に広げた。

 ほの暗いリビングに響く水音。

 高まる互いの呼吸音。

 実弥の長い指先が、蜜壺の深い場所に擦りつけられる。

 甘美な熱を発する箇所が小気味良いリズムでトントンと刺激されると、寧々をオーガズムの波が襲った。あっという間に飲み込まれた。



「ァ···ァ」

「ハ···寧々···挿れンぞォ···」

「まっ···て、実弥く···まだ、治まってな」

「待てねェ」

「っあ、─~~っ"ぁァ!」



 薄膜を被せた実弥のものが一気に埋まり、瞬間、寧々は再びオーガズムを迎えてしまう。

 近頃、連続して達してしまうことが増えた。

 実弥との行為を知るまでは、あまりセックスを好いものだとは思えなかった寧々。実弥以外の経験人数は一人だが、演技でオーガズムを迎えるフリをしてばかりいた。

 まさか、自分の体がこんな風に変化するなんて、昔は思ってもみなかった。



「ッ、クッソ···っ"、ンでこんなイイんだァ···? 寧々んナカはァ···」

「ぁ···ッ、ひぁ」

「ゴム、してんのによォ···ッ"、
イってンの直に伝わってきて、たまん、ねェ」
 
「っ、さねみく···っ、そこ、いい、の···っ」

「ア"ァ、浅ぇとこ擦った後にィ、こうして深く突かれんのッ"、寧々好きだもん、ッなァ? 気持ちィ、なァ?」

「きゃ、ぅ」



 実弥のそれが、最奥を強く打ちつける。

 ぞくぞくと込み上げてくる快楽にたまらなくなり、寧々はわずかに背を浮かせ、実弥の首回りにしがみついた。



「ァ、ァ、きちゃ···っ、だめ、さねみくん···っ、また、きちゃう···っ」

「ハァ"、ァ"」



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