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忍たまの世界に転生したら…戦災孤児なんですが…(恐怖)

第2章 男装…ねぇ。


「ちょっと、耳かしてください。」
「…男装のことなんですけど、クラスメイト一人にはバレてた方が怪しまれないでしょ?どうすればいいと思う?」
とりあえず本来適任はきり丸だが一応土井先生にも聞いてみる。
「う~ん。きり丸でいいんじゃないかな?」
「うん、わかった。」
「よし、それじゃあ制服を受け取りに行こうか。」
「はい!学園長先生、土井先生、きり丸、ミヤくん、また明日会いましょう。」
乱太郎としんべヱがにっこり笑う。
「おう!」
「あ、あときり丸もこっち来なさい、」
土井先生がそう言うと乱太郎としんべヱも興味津々だ。
「ちょっとな…家に戻るから今日は後をつけないでくれ。」
「わかりました。」
「は~い。」
「よし、行ってくるぞい。」
手を振りながら乱太郎としんべヱがそれぞれの実家へ帰る。どうやら長期休暇のようだ。
「さてきり丸。」
「先生!僕が自分から言いますから!!」
私はまぁ…土井先生の信用が薄いだけもあっt((自らの事は自ら言う選択肢をとった。
「今から守ってほしい秘密を…言うからさ、守ってくれたら、銭あげる。」
きり丸の耳に口を近づける。
「…えっとね、私女。男装して一年は組に入学するの。でも、ほかの人にはバレたくない、きり丸なら…私と同じだから平気かなって、戦災孤児なの。しかも原ば...おっと何で昭和時代の事話そうとしたんだろ。まぁそんな感じ。あと、私ね。500年位後に生きてるはずの転生者なのよ。」
すべてを言い終わった。
きり丸は髪で顔を隠し、口を嚙んだ。
「そんなん...銭なくても守るよ。」
...辛かっただろう。私がそんなこと言う権利はないが、心が痛む。
「ありがとう、きり丸。あとさっきの話ね。他人に言ったらコロス。ほかに土井先生、学園長先生も知ってるからね。」
「う、うっす。」きり丸が涙目になりながら返事をする。
しばらく道を歩くと服の仕立て屋へと着き、忍者服を貰う。忍術学園の元生徒の嫁がやっているところでまぁ...怪しまれずにできるらしい。
「お待たせしました!制服です!」
「ありがとうございます!」
店員さんから服を頂くと、カバンへしまう。

「はい!それではまた明日!」
「は~い!きり丸行こうか。我が家に。」
「久しぶりの我が家だぁあああ!!!!!!そうだ!ミヤも行く?土井先生の家__我が家に!」
「もちろん!」
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