忍たまの世界に転生したら…戦災孤児なんですが…(恐怖)
第5章 お店。そして忍たま達の想い
しんべえが戸を開けると、そこには布団の上で座っているきり丸がいた。
「あれ?なんだ起きてんじゃん!」
「あ、ああ……。」
「ねえ、きりちゃん具合悪いの?」
しんべヱは心配している。
「……大丈夫だ。」
「本当かよ?無理すんなって。」金吾が言った。
「ほら、お前らももう行け。」
きり丸はみんなを追い出そうとする。
「何言ってんだよ、きり丸、話があるんだ。」
虎若はきり丸の手を握った。
「離せよ、」「嫌だね、きり丸、僕達はきり丸が好きだからここに居るんだ。」
「……好き?」
「そう、僕達はきり丸が好きだから一緒に居たいんだ。」
「……きり丸~僕達友達だよ~。」
「僕達は仲間だよ~!あとね、ミヤは優しくない今のきり丸の方が好きだと思うよ。素直な君がね、お金が大好きな君が。」
喜三太はにっこり笑うとお邪魔しました~と全員が出て行った。
「…バレてたのかよ。」
そう呟くと起きて服を着替え、一年は組へ向かったと。
~おわり~