忍たまの世界に転生したら…戦災孤児なんですが…(恐怖)
第2章 男装…ねぇ。
「ほう……理由はあるのかのぉ?」
「はい、私はとりあえず母上がこんなことを言っておらっしゃいまして…
母上『あなた、忍者になりなさい。』
父上『おお!なるといい。』
私『え、ちょ、まっ……!』
このような感じでなりました。」
「……そ、そうか。わしも似たようなもんなんじゃが……。くノ一教室はダメなのか?」
焦りと思い出しで苦い顔におなっている学園長先生だ。
「ダメです。だって…母上が。」
「そ、そうか……。じゃ、じゃあ、どうする?」
「忍者になりたいので忍術学園に入りたいのです。」
「そうか、わかったぞい。じゃが、入学金などは大丈夫か?」
「はい、問題ないと思います。母上とか父上は亡くなってますがね…まぁ手元にあるお金で多分…六年生までの授業料ぐらいなら払える…はず?」「そ、そうか。じゃあ、明日の早朝に来なさい。」
「わかりました!ありがとうございます!では失礼しました。」
「うむ、またのう。」
「はい、」
これできり丸が来ても安心できるね!
「土井先生~助かりましたよ~…」
早速きり丸の声がするのは気のせいだろうか?
「も~山賊に殺されるところでした~ありがとうございます。」
「はー。団子美味しかったぁ!」
「しんべヱ!元々しんべヱが原因なんだからさ。」
へなへなならんきりしんが校門から入ってきた。
素早く男装をする。ささ…さっと。まぁ胸はさらし巻けばいいかな?「土井先生!この三人が例の三人ですよね?!」
「ああ、そうだよ。」
「はい!私は星宮ミヤカと言います。よろしくお願いします。」
「俺はきり丸だぜ!よろしくぅ!」
「私は乱太郎!宜しく。」
「僕、しんべヱぇ…!」
「はい、宜しく!」
さてと、これからが大変だよ~?!私よ!頑張るんだ!
「さてと、学園長先生のお部屋に行きましょう。」土井先生がそう言うと元気よく私含め四人は「はい!」と大きな返事をした。
「学園長先生~!」
「おお、来たようじゃの。」
「じゃ、さっきのことで、これを渡しますと。」
「おっ銭~!!…ってことはお前、一年は組に入学するのか?じゃあ、俺たちの部屋で寝れば?」
きり丸君、なかなか鋭いですね。
「そのつもりだけど。あ、そうだ。土井先生~!」「ん?どうした?」