忍たまの世界に転生したら…戦災孤児なんですが…(恐怖)
第1章 …何かこの風景…歴史の教科書で見たことがある…
oh…ガチ迷子☆みんな迷子☆
どうも私の脳内読者さんこんにちは。ミヤカだぜ!!
前回は私の原爆だとか火事だとかに随分と振り回されたようですね。歴史の教科書で見ましたよ~”原爆”…
さて...
現実逃避は辞めて現実を見ましょうか。
んで、山って止まった方が見つかりやすいって言われるけどさ。
「好奇心旺盛な私には関係なぁ~いっ!!」
と思って歩いていた瞬間。
「お~い!乱太郎!しんべヱ!」
…乱太郎?しんべヱ?まさか…きり丸?
ってきり丸ならきり丸でヤバくない…?この服…びりびりっに破れてるんだが。
「きり丸もいるか~?」
...確定演出で来ましたぁ!土井先生っすね、
さて、呼んでみましょう。
「誰か…誰かそこにいるんですか!」
このぐらい叫べば忍者は気が付くだろう。
木の上にひっそりといました、土井先生。
「あのー…大丈夫ですか?」
土井先生が話しかけてくる、この状態で大丈夫だと思うかあほたれ、
「…ひっ…く。」
嘘涙よ!!連発!!
「…大丈夫?男物の服しかないけどこれを来てくれるかな?」
土井先生は私へ喋りかけ頭を撫でた。
「お母さんとお父さんは何処かな?」
優しい、流石学園一のイケメン!!格が違いますね…
「えっと…さっき…火傷になって、しんだ。」
「家が燃えたんですよ、家が。本当に…戦って必要ないですよね、」
軽い愛想笑い。さて、此処から忍術学園に通える可能性が開いてきたぞ...!!((
「…そっかぁ。」
土井先生は少ししんみりした顔で私の目から溢れ出た雫をハンカチで拭いた。
「平気、平気。そうだ、君。僕たちと一緒に来ない?」
!?
「えっ?あ、つまり忍者の仲間入りってことです?」
…???
何故私は本音を喋ってしまう癖があるのだろうかぁ~!!
これさえなければ私はモテるかもなのに~!
「…君、何者かい?」
怪しまれるよねぇ…じゃ、初めから。言いましょうか。
「かくかくしかじかで!!」
転生したこととか色々話したら時々驚いた表情も見せつつ
「僕もだよ、」
と自分を宥める様に呟いた。
さて、そろそろ土井先生に思い出させなきゃ。
「きり丸としんべヱはどうするんです?」
a..と言う顔で探すのを手伝ってと私に懇願した土井先生であった。