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あの人と結ばれたいな...

第2章 おねいさんは何者?


私と友達がほぼ毎日研究所に行っているということを知ったらおねいさんは微笑んだ
「プルア 最近来ないから親にめちゃくちゃ怒られてもう来ないんだろうなって少し寂しがってたわよ」
「ちょっと言わないでよ なんか恥ずかしいじゃない」
「プルアさん…!」
「クソババア…!!」
「こら 確かに今まではババアだったかもしれないけど今はあんたらより若い見た目してるから!」
「確かに…」
プルアさんは笑った
「やっぱりあんたたちはほかの子供と違って可愛いね」
「他の子供も可愛いわよ」
「可愛げのない子供もいるのよ」
「おねいさんはプルアさんと仲良いの…?」
「仲がいいというk」
「仲がいいのよー!」
「ちょっと何するのよ!」
おねいさんは口に手を当て黙れって言っているような気がした
「まあいいわ とりあえず機能の強化するために色々集めて来なさい 」
「わかった」
おねいさんと私と友達の3人でおねいさんの家まで歩いて戻った
おねいさんはなぜそんなに過去に触れられたくないんだろう
おねいさんは過去になにか嫌なことでもあったのかな?
考えすぎて頭がぐるぐるしてきた
すると友達が肩を叩いてきて小声で言った
「やっぱり何かあるよな」
「だよね」
「何があるんだろうな」
「わかんない でも深く掘り下げるのも良くないと思って」
「それもそうか」
友達も同じ思いだったらしい
でもいつもおおざっぱなあいつがこんなに慎重になるなんて珍しい
それにもあたまをかかえてしまう
そうこうしているうちにおねいさんのうちに行く道とそのまま村の外に出ていく道のところまで来てしまった
おねいさんは言った
「そのままお家に来るなら買い物してから行きたいから先にお家に行ってていいわよ?自分達のお家に戻っててもいいしどうする?」
友達と顔を見合わせて言った
「おねいさんのおうち行く!」
するとおねいさんはニコッと笑って頷いた
私達もそれを見てからおねいさんの家まで走り出した
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