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あの人と結ばれたいな...

第3章 縛られる思い


プルアさんは色んなことを教えてくれる
古代の研究の割合が多いが基本的な生活や毒草などの見分け方
なぜそんなことまで教えてくれるか聞いたことが少し前にあった
「なんで研究の話ではなく基本的生活の話や毒草の見分け方など教えてくれるのでしょうか?」
「それはあんたがいつか旅に出ると思っているからよ」
「!!!」
「何よ、」
「プルアさん…!」
「やめなさい!どうせあんたのことだから私はおねいさんを探しに行きますとか言って旅に出る気でしょ」
プルアさんは私のいつかを考えて動いてくれていたんだと嬉しくなった
「あと古代の研究については希少部品が取れたら取ってきて欲しいから教えてるだけよ」
私の気のせいだったのかもしれない…
でもあたしのことを思ってここまでしてくれる理由が分からなかった
「なんでそこまでしてくれるんですか?」
「それは…」
「それは?」
「昔いたゼルダ姫に似ているところがあったからよ」
「ガノンを封じていると言われているゼルダ姫ですか?」
「そう」
「でも文献では賢く礼儀正しい人間みたいな感じで書かれていたような気がしますが…」
「彼女はそうせざるおえなかったのよ」
ゼルダ姫には何があったのだろうか…

昔見た伝説が書かれた本には英傑のひとりとして数えられていた姫がいてその姫は賢く市民には優しく自分に厳しく何回も何回も冬の寒空の中で川に入りながら鍛錬をしたと書かれていた気がする
そんなゼルダ姫に似ているなんて絶対うそだ
私なんかが似ているわけが無い
でも似ていて礼儀正しいくて他の人に優しくて賢かったらおねいさんももっと見ていてくれたのかな…
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