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あの人と結ばれたいな...

第3章 縛られる思い


おねいさんがいなくなってから1ヶ月がたった
私はまだおねいさんのことを忘れられてない
おねいさんはいつか帰ってくる 確証のないことを何回も頭の中でめぐらせる
「とりあえず行かなきゃ」
モヤモヤする頭の中をそのままに今日もおねいさんの家に行く
戸を開けてもいるはずのない影たちを追いかけてあるはずのないもてなしを期待してる
「はぁー 」
ため息しか出ない
あるはずのない影を追いかけてその影に縛られてる自分にもどかしさを感じてる
私はいつまでおねいさんに縛られ続けるんだろう
いつもどうり掃除を終えてプルアさんの所まで行く
「失礼します」
「チェッキーって元気ないね」
「いえそんなこと!………ありますね」
「あいつが帰ってこないのが寂しい?」
「はい…」
「まあ仕方が無いよね〜 あいつは伝説の中で生きた人間だし今は各地方の危機を救ってるし」
「でもおねいさんがほんとに今この世に存在してるかどうかすら…」
「それは無い」
「…」
「心配になる気持ちはわかるし私も同じ思いを100年間し続けたでもあいつは帰ってきてくれただからあいつのこと信用をしてあげて」
「…はい」
「なら今日はあいつのすごい話を勉強の一貫として話してあげよう」
「!!!」
「この前ガーディアンの倒し方について話をしたよね?」
「はい ガーディアンは目が弱点と言うだけであり攻撃は意外と通りやすい そして足を全部切り落とすと動けなくなるので弱点を狙いやすくなるということですね」
「そうそう あいつの倒し方はいい例だね」
「おねいさんがですか?」
「そう あいつは物怖じせず立ち向かいガーディアンを倒してた」
「そうなんですか!?」
「うん 10歳くらいの時に鍋蓋で暴発したガーディアンの光線を打ち返してたくらいだから」
おねいさんは何者なんだろう
謎が深まるばかりだ
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