第2章 おねいさんは何者?
サクラダさんとの部屋の家具の確認も終えおねいさんとサクラダさんが話している
「おねいさんはなんの家具を作ってもらったんだろうね」
「さぁ」
「ありがとうございます」
「じゃああとは何かあったら話しかけてちょうだい」
「はい」
「話し終わったぽいぜ」
「そんなの見れなわかるし」
おねいさんが嬉しそうに走ってくる
「お家入っててよかったのに」
「それは…」
「家主がいないのに」
「勝手に入るのは」
友達2人で顔を見合わせ言う
「ねぇ」
おねいさんは笑った
「そっかそっかw」
「うん」
「ならお先入らさせていただきます」
「どうぞ」
おねいさんが家の扉を開ける
「どうぞお入りください」
「ありがとうございます」
家の中には武器を飾る入れ物3つ、盾を飾る入れ物ひとつ、弓を飾る入れ物ひとつが壁につけられていた
「入れ物ふえた!!」
「そんなに武器飾りたいかよw」
「ええ 大切な仲間のものですもの」
「………」
何この気まずい雰囲気
お前この数日間で学んだだろ過去のことは聞いたらダメって
「信じてくれないかもだけど私100年前に生きた英傑の1人なのよ」
「そ、そうなんだ」
「……」
「そもそも伝説になるくらい古い話だし信じて貰えなくてもいいわでも英傑はほんとに存在してた。そしてその英傑はハイラルのため国民のためって戦ってくれたのよ」
「ごめんおねいさん」
「おねいさんがそうっていあなら私は信じる」
「いいのよ 謝らなくて 聞いてもいいって言って黙ってたのは私だし気にしないで」
「ううん きっと言いたくないのはおねいさんが生きてきた中で1番後悔したことだから言いたくなかったんだよ」
おねいさんは涙を流した
おねいさんが流す涙は少し色っぽくてでも何故かそういうちょっと変な感じじゃなくてもっと違うもののように感じた
「私 ここに飾る武器集めに行こうと思うの」
「いいと思う」
「俺も…」
「??」
「俺も連れて行って欲しい…です」
「………」
「ダメですか…?」
「そうね もう少し大きくなって 「その子」を守れるくらいの強さを持ったら連れて行ってあげるわ」
「…はい」
なにを言っているのか分からなかった
おねいさんとこいつは何を言っていたんだろう
よく分からないけどなにかつうじあうものがあったんだ