第3章 🍀 ̖́-
ユウリは、やってくるであろう破瓜の痛みに身を固くしたが、ダンデは一向に挿入する様子を見せず、何度も何度も彼女に軽い口づけを落とすだけ。
くっつけられた男根の熱さに、ユウリの子宮がきゅん♡と疼いた。
「あ、ぁの……♡」
「どうした?」
見上げると、ダンデは意地の悪い笑みでこちらを見下ろしている。
「その…」
ユウリは羞恥心から、それ以上何も言えない。
男は、彼女の言いたいことはわかっていると言うのに、ただ微笑むだけで何もしようとしないでいる。
(こうして改めて見ると…ダンデさんって本当にカッコいい…)
褐色の肌、大きな胸板、引き締まった腹筋、太い首、広い肩幅、長い手足……どれもこれもが男の理想だ。
そんな男が、自分に興奮してくれているという事実にユウリはドキドキしていた。
そして、そんな彼に女にされたいという欲が、どんどん膨れていく。
(欲しい…欲しい…♡)
焦らすようにクリトリスを弄り続けるダンデの肉棒は、まるでユウリの理性を削っていくかのようにゆっくりと動いている。
「…ダンデさん…♡
ダンデさんっ♡」
ユウリは切なげに彼の名前を呼ぶ
身体の芯が痺れておかしくなりそうだ。
食欲とも睡眠欲とも違う、今まで感じたことのない強い衝動に駆られる…。
彼にめちゃくちゃにされたい…