第6章 授にゅう中のてぃ首の感受性〜完♡〜
たじまかおりは両手を腰にあててふんぞり返った。
「赤ちゃん相手限定で乳首が性感帯では無くなるってか!?そんな非現実的な事あるかッ!?」
ーーーーーーうっるさ.......。
なにこいつう、と思いつつ保健体育の教科書のページをゆいはめくった。そこの項目は"赤ちゃんの作り方"について。
「じゃあたじま。たじまも妊娠して産んで、自分の母乳飲ませたら分かるんじゃない?そうすれば解決」
「そっそんな事....ッ!!でっ出来るわけないでしょキャ〜ッ!!♡ゆい、えっち!ピピ〜ッ!それ、私へのセクハラッッ!?イヤァーーーンッ♡♡」
と、自分の胸を両腕で抱えて隠して、たじまかおりは嫌がりつつ楽しそうに部屋中を走り回る。
ーーー本当になんだこいつ...。
ノリが、女子小学生のようである。
まぁ、こいつの反応でムラムラする層はいそうではある。
もしや、
ーーーー逆にさっきみたいな発言を私にさせたかったのか...?セクハラ、されてみたい気分だったとかだろうか..
はしゃぐたじまかおりの色素の薄いストレートヘアーが、シャラシャラとやけに綺麗になびいていた。私はそれをぼーっと見る。
たじまかおりは、ゆいにセクハラまがいの事をしつつ、自分もセクハラ?をされた際には大喜びする奴らしい。最強かこいつは。ホンットに変態。
「じゃあ試してみればいいじゃん。今すぐ答え知りたいなら今すぐやればいいだけやん」