第5章 してしてチューシテッ 美美美女学園3(スリー)
「美梨....さぁん.......」
会計担当2と。
熱を帯びたミユの瞳は、うるうると会計担当2を捉える。そんなミユの頬を会計担当2が撫でる。
ーーーーーエッッッ???
目ん玉、ギョロッ!!
ななな、何してん!?このお二人!??
どっ、どういう関係!?
「ミユちゃん、私の目を見てごらん」
そして、2人は顔を近付けてーーーーキスした。
私は、その場から身動きが取れなくなる。
ーーーえ?ーーーーえ??
ズゴゴーン、と隕石が脳天に直撃。
「君の気持ちを聞かせて欲しいな、ミユちゃん」
やや前髪の乱れた会計担当2が、ミユの顔を至近距離で覗き込んで囁く。
ーーな、ナニコレ...
「す.....っ...好きですぅ.....」
ミユが顔を真っ赤にさせながら、自分の感情を伝える。
なに、コレ?
これ、夢ーーーー????
だっ、だって、ミユは、
私の事好きなんじゃないの!!!??
はっ、しまった、ナチュラルに自信過剰清華ちゃん出ちゃった。