第5章 してしてチューシテッ 美美美女学園3(スリー)
オドロキオドロキ。
とまぁ、そんな具合らしいミユ。
私たちはあれから、気まずくなったり、しかし前のようにトモダチ〜の状態に戻ったり、だった。
「あ...!ということで、それじゃあっ!」
ミユはパタパタとどこかに去ってしまう。
報告を済ませ、雑談は多くはしない。今日は気まずい関係の私たちのようだった。
卒業式だから、ナカヨクスル、みたいなのが逆にアレだったらしい。ミユにとって。というか私たちどっちも留年生だし。
ちなみに、
煩悩を捨て去った私は、柔道部のメンバーにあまり興味を持たれなくなった。(蜜柑以外)
ーーそれでいい。
性の欲など、あの時自分がふたなりにならないように捨て去ったからだ。
STOPおちんちん。
「今日から留年生活か.....」
蜜柑と学年、同い年になるのか。
まぁ、そんな事は大したことでは無い。
このまま...
留年するからといって、ミユと、
このままの関係をズルズルと続けていてもいいのだろうか。