第5章 してしてチューシテッ 美美美女学園3(スリー)
「私の友達に....ッッ....なってくれないか..ッ!?」
随分と引き攣ったカオで、会計担当2はギュッと瞳を閉じた。
ーーーエ?
今、この女は、
なんと?
ーーーはぇ?
「私は性の欲でしか女の子と繋がって来なかったからなッ!昨晩の清華ちゃんを見て、トモダチというものに興味を持った!"トモダチ"になってくれないか?」
ーーーはぇえ?
ビシッ!と差し出された会計担当2の手。
な、なんで、
いきなりそんな...
健全な女に.....? ? ?
表情もピュアそのものだった。緊張してやや目を見開き丸くしている。
私は眉を顰める。
意を決して、拳を作る。
「い....イヤ.....ですけど」
ーーー丁重に拒絶してから早5分。
返事をした瞬間には、姿をくらましていた会計担当2に構わず、私は頭を抱えた。そろそろ移動しなくちゃ。でも脚が動かない。
ミユ.....
すごく私に失望した顔をしてた...........
「はぁ................」
なんでだろ?