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百合のお種はおいかが?

第5章 してしてチューシテッ 美美美女学園3(スリー)




は?

今なんと?

     【美美美女学園生徒会】

は、

頭のイカれた女達しかいない。この学園では覇者だけど、この学園から一歩でも出たらーーー

『清華チャンだよねぇ......?ちょっと失礼!』

急に、ーーー生徒会会計担当2は、私の股間をガッッ!と、両手で掴んだ。

『ぎゃっ!?』

初対面で。

ーーーこの生徒会の女達は、この学園から一歩出れば、

凶悪犯罪者である。社会に居てはならない。

いつもだったらおおぅ♡おみゃんこ触られてキモチヨクならない訳なかろう♡ミャニニ♡と、私の中の女王様が悦に浸るのに。

ーー嫌悪感しか湧かなかった。

冷や汗が、だらりと、眼球の側を流れ落ちる。

『っ...!?っ.....!?』

絶句して、何も喋れなくなった私に、ソイツは耳元で囁く。

『やっぱり....ツいてないんだねぇ...ザンネンだなぁ』

会計担当2は、顔は悪くない。

女子にキャーキャー言われて当然の顔だった。

だけど、全然快感は得られない。

『何を..おっしゃってるんです?』

何言ってるんだコイツ...?

とんでもないアホか、おバカさんなのか?

『お○ん○んが生えた女の子に...おナカに注がれたいんだぁ私はっ!』

と、目の中にハートを作り、胸の前で手を合わせていた。

はぁ?

意味が....

意味がわからない....!!?

生徒会が巣食う塔の中で、青白い光が私たちを覆い被さる。

『男性の性器をつけたいと思ってる時点で...そのお方は女性である自分ではないものになろうとしているのでは...?』

カタカタと小刻みに震えながら、私は会計担当2を見上げた。

こいつは...狂人か....

目が狂ってる。

『キミ、もしかして、私が女の子を"男の代わりに"しようとしてると思ってる?』

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