第5章 してしてチューシテッ 美美美女学園3(スリー)
り♡そ♡う♡
『肩につかまりなさい。ミユはいつも転ぶから。ほら...』
2人三脚。
『きっ清華ちゃぁんっ...わわっ!?』
と、ミユがもたれた瞬間ーーーも゛み゛っ゛!
肩じゃなくて乳首を間違えてつかんじゃったよ作戦!
『ふぁあんッ♡?』
現実
「ミユ....私にがっちりつかまりなさい」
と、ミユは顔を俯かせてしょぼん。
「は、はずかしい.....」
!?
HA ZU KA SHI I ??
あ...
まぁそれもアリだ!!!
「あ..あんまり...みんなの前ではくっつきたくないかなぁ...」
えっ。
私たちは終始肩を組まずに真顔で走った。
ショックでピシッと氷みたいに固まり、私は表情を変えられなかったからである。
煩悩が消え去った私と至って真剣なミユが、功を奏したのか。
私たちは謎に1位を取って終わった。
空から、白い薔薇がめっちゃたくさんバラッと落ちていった。
涙のファンファーレ!
り♡そ♡う♡まるに♡
『えっと..ワタクシのお題はと....』
借り物競走編!
紙を開くと、
にゅうりん
と、黒いペンででっかく書かれてた。(なんか、スパイでも使って仕込む!)
『は...?最低ね。でもルールを破って勝利などしたくないから〜〜ホニャホニャ』