第3章 おおきな♡♡おっぱいぱいッ♡♡ぽいんぽいん!!〜完♡〜
ミーンミンミーン..と、ジリジリと蝉の鳴く声がしてくる。
『わたしもね、川瀬甘奈君の事が大好きだよ』
間違えて、るんおねえさまに愛の告白をしてしまったワタクシを慰め続けるように、彼女はずっと、そこからも頭を撫で続けてくれましたわ。
隣でこんなにドキドキされている事も、彼女は知りもしないで。
ーーーるんおねえさまのおっぱい、机の上に乗ってますわよ...キシキシきしんでおりますわよ...♡
嗚呼、こんな時でも嗚呼、おっぱい。
彼女こそ、ワタクシの欲情の根源。
ーーわたしもね、川瀬甘奈君の事が、大好きだよ..
ーーー川瀬甘奈君の事が、大好きだよ..
ーーーー大好きだよ....
はしたないですの、ワタクシ...ッ♡
その後、何も喋れなくなって、気まずいまま、夏を終えましたの。ヒラヒラと白いワンピースを蝶々のように軽やかに翻し、彼女は帰ってしまいましたの。