第7章 アたしの下着ドロボウしてぇン....♡
ヒラ...リ...♡
ーーー!!!っ
うつく、しい...
この世で1番美しいものはなぁに?それは...
「わわッ..!」
外干ししようとして手からすり落ちてしまう、あたしのレースのパンツです。
「って、シマッタわ!見惚れてないでスグ取らなきゃーーー...!」
ベランダの手すり外へと落下してゆくーーーパンティーに手を伸ばしたその、瞬間。
ビュゥウッ!!と、下の階へ下っていくナゾの黒い影さんがーー..
「っ!?」
その、ナゾの黒い影さんの顔面に...
パサリ...♡
「!!!」
あたしのパンティーが、
ーーーなんと、乗っかってしまった..!
「っ...!!きゃっ、きゃ...ーーー」
きゃあぁあああああああーーーーーーっ!!!!!という、あたしの大絶叫がマンション内にこだました。
ーーーこの時、
下着泥棒しにきたつもりの暗い影ーーー女子大生は、思った。
...や..ヤダ...!こんな出会い方恥ずかしい...っ
赤面して、目をぎゅっとつむっていた。でも、ちゃっかりパンツはクンクン♡
ーーーヘンタイ仮面だと..思われちゃうぅ..っ!