第7章 アたしの下着ドロボウしてぇン....♡
『はっはぁ!?そんな事言ってる場合じゃないでしょ!』
彼女の友達が彼女を責めたてる中、あたしはドキドキし続けていた。
『あっ...ごめん、探したらバックの中にぱんつ、あった...』
...なので、結局彼女は盗まれていなかったという訳だが。
そこであたしは気づいてしまった。
あたしは、女の子限定で下着を盗まれたいんだって...!
それでしか、興奮しないって!
ーーどうしたら..
あたしは、暗がりの部屋の中ため息をついた。
どうしたら、盗んでくれるのだろう...?
ま、まずは何事も挨拶からかしらん?
「ハッそうだあたしったら...盗まれたいなら...!」
その時、あたしは脳内で、ピカッと光の一筋が見えたーーーー!
「まずはパンツを外干ししないといけなかったわ...!!」
ーーーずぅうっとこれまで、部屋干ししてたわ...!!
今年一番の衝撃。
ーーーあたしったら、そういうところあるから...!
なんたる失態!
「すぐに干さなきゃ...!」
パンツを掴んでワタワタッとベランダまで駆け出し、すぐさま物干し竿へ。
と、その時ーーー。