第7章 アたしの下着ドロボウしてぇン....♡
パーーーー
パパパパンツ!????
思わず振り返る。綺麗なセミロングの黒髪の女の子が、うなだれている。
ーーーて、なんであたしこんなにコーフンして!?
ジャージの上からギュッと、アタシは自分のショーツを握りしめてしまった。
『え、何それサイテー!誰か盗んだって事じゃん?』
『じゃあこの後何も履かずに授業受けんの!?かわいそ!』
彼女の友達らしき2人が彼女を囃し立てる。
ーーー何も...履かず...に....!?
あ、あたしなら、盗まれたってだけで、何も履かずに授業受けさせられるってなっちゃったら...
そ、そんなの、そんなの...!!!
キュアううううううううううん♡♡♡♡♡
ショーツの中で、大暴発を果たす。
『あ...あたし...』
グスリ、と鼻をすする彼女で我に返った。
ーーーあたし、な、なんでこんなに身体が熱く...っなって...!彼女に悪いのに...!
『か、可愛くて、あのパンツ気に入ってたのに...』
涙を浮かべながら、ぽそりと本音を漏らす大人しげな女の子。
ズッキュウウウン♡
ーーー可愛いぃい!!!