第7章 アたしの下着ドロボウしてぇン....♡
...そういえば。
イケメン韓流アイドルとかも、ぜんっぜん興味持てなかったものね...
いつも目で追うのは女優さん..そして街行く女性たちばかり。
『女性みんな、同性をうっすら好きみたいな説信じてたのに...あたし...違うのカナ...』
そして男遊びを辞めた。
その翌日の事だった。
プールの授業が終わった後の事。
可愛い同級生の女の子が、顔をしかめて髪をとかしていた。ドライヤーが使えないから、ブラシでケアするしかない。
髪なんかとかさず、そのままにしている女の子。スクール水着が張り付いてなかなか脱げない女の子。
ーーー
みんな、女の子というだけで可愛いと思えるが、でもレズビアンだと断定するにはまだ早い。
女の子のカラダが見えても、あたしはすごく興奮するという訳でもないし...
アレだけ男の子とヤっておいて、あたし性欲というものがないのかもしれない。
その時、クラスメイトのおとなしい女の子が肩を震わせた。顔を真っ青にして。
『パンツ...ない...』