第3章 おおきな♡♡おっぱいぱいッ♡♡ぽいんぽいん!!〜完♡〜
『ブラジャーのサイズも合わなくなってきてさ...クラスのある子で巨乳嫌いがいてさ、嫌なんだって、体育の授業とかで誰かの胸がすごい揺れてるの見るとか。』
と、一瞬、るんおねえさまが哀しげに見えたので、
もしかして..コレ真面目な、繊細な話だったんですの...!?と、ワタクシは真面目な顔を作って口を開いた。
『るんおねえさまっ..!そのお方がどんなお方が存じ上げませんが、人の身体のことを悪く言うのはそもそもとして間違っていますわっ!』
机をばん!と叩き、一生懸命、るんおねえさまを慰める言葉を脳内で探し続けた。
『まぁ、言われた事はどうでも良かったんだけどね...』
と、ここでガクッとワタクシは滑り落ちましたの。
流石はるんおねえさま。あっけらかんとした性格もお変わりないですわ。
『でももし、川瀬甘奈君が嫌だと言ったら、次から胸が隠れるような服を着てこようかなって思ってさ』
と、彼女の、吸い込まれそうになるくらいの純粋な黒い瞳が、じっとワタクシの瞳を捉えた。
『わっワタクシはそんな...っ!?構いませんわっるんおねえさまっ!』
と、ワタクシは、この時、血迷ってーーー