第6章 日常の変化(※)
夢主side
あれから、どのくらい時間経ったのかもよくわからない。
『あっぁ・・・!んぁ・・・もぉ、むりっ・・・』
「あ?無理じゃねぇだろ、そんな顔してんのに」
春千夜が動く度に苦しいくらいの快感が突き抜けてきて、もう何がなんだか分からなかった。
イきすぎて苦しい、堕ちていく感覚に恐怖さえ覚えていた。
『も、やだ・・・ぁっ、イきたくなぃ・・・んぁっ』
そういうと軽く笑ってわざと激しくする。
でも、それがしぬほど気持ち良くて。
彼はきっと全部わかってる。
私が何に興奮してるのかも、どうされるのが気持ち良いのかも。
「なァ、きもちい?」
『んん・・・あっ・・・きもちっ、い』
生理的な涙さえ出てくる。
こんな顔見られたくないのに、私がイきそうになる度にグッと顎を掴んで離さない。
「っ・・・ハッ、人の顔みて締め付けてんじゃねェよ」
『・・・だって・・・あっ・・・ん・・・・・・すきぃ・・・』
自分でも何言ってるかもうよくわからない。
でも、そんな私の顔を見て春千夜が中でビクンてなるからそれに凄く満たされて、この時間だけは私だけをみてくれて私で感じてこんなに興奮してくれてる。
その事実がたまらなく幸せだった。
「・・・目、逸らすな」
『あっあ・・・ゃんんっ・・・!あぁ・・・・・ッ!』
初めて見る歪んだ表情、汗ばむ彼の姿を見つめながら
私は意識を失うようにまた果てた____