• テキストサイズ

不二周助とツンデレ少女

第58章 バレンタイン


そして渋々着替え、不二が用意してくれたトーストを食べながら登校する。

不二「涼子さん?今日は何の日か分かる?」
「……え?……………ヤバッ!!忘れてた!!」
不二「え?忘れてたの??」
「うん!今日は杏奈の飼育当番の手伝いしてやるって言ったんだった!!」
不二「…え??」
「周助!悪いけど先行くから!朝練頑張んな!!じゃっ!!」

涼子は残ってたトーストを一気に口に押し込み走って行ってしまった。

不二「涼子さん…………もしかして…バレンタイン忘れてる?」


そして早くも帰りの時間、不二はファンから貰った大量のチョコを持っていた。

「うわっ!今年も大量だね!」
不二「そうだけど……涼子さん?何か忘れてない?」
「え?何が??てか、それちょっと頂戴よ?どうせ全部食べ切れないでしょ?」
不二「……………僕もぅ帰る。」

涼子があまりにも鈍いので不二は腹を立てて1人で帰ってしまった。

「えっ!?何故に!?てか、帰る前にチョコちょっと頂戴ってばー!!………えー!?なんなのアイツ!?」

1人で騒いでいると離れた場所から興味本位で見ていた菊丸、桃城、越前、たまたま近くを通ったので見ていた海堂に会う。
/ 356ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp