第70章 小さな孫がやって来た(執筆中)
そして早くも3歳の萌の面倒を見てから約束の3日が経った日、涼子の部屋で迎えを待っていると未来から18歳の萌がやって来た。
萌18「おじいちゃん、おばあちゃん!ご苦労様〜!」
「ご苦労様〜!じゃないわよ!大変だったんだからね!」
萌18「あはは〜!大変だから2人に押し付けたんだってば!」
「ったく…自分の面倒くらい自分で見ろっての!」
不二「まぁまぁ、涼子さん?楽しかったからいいじゃない?」
「まぁ…それはそうだけどさ…?」
萌18「もぅ!おばあちゃんったら若い時から素直じゃないのね〜?」
「うっ…煩いわね!」
萌「………ねぇ?おじいたんとおばあたんとバイバイなの?」
不二「そうだね。こっちの僕らとはバイバイの時間だね…。」
萌18「じゃっ!帰ろうか?」
萌「………ゔっ……ゔわぁ〜ん!!やんやー!!萌たん帰んないのー!!」
3歳の萌は不二と涼子の腕を掴んで駄々をこね始めた。
「萌……。」
萌18「え〜…困ったなぁ…。未来のおじいちゃんが早く会いたいって言ってるのに…。」
不二「萌ちゃん?帰っても僕達居るじゃない?」
萌「……う?」
不二「こっちでも未来でも僕らは僕らだよ?ね?ずっと一緒だから泣かないで?」
「萌……ちょっとこっちおいで?」
涼子は3歳の萌を抱っこして頭を撫でた。
萌「おばあたん…」
「向こうの私らに会うのに泣いてちゃダメでしょ?笑った顔見せてあげな?」
萌「………うん。萌たん泣くの終わり!」
不二「萌ちゃんは良い子だね。」