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不二周助とツンデレ少女

第48章 主人公17歳の誕生日


そんなこんなイチャイチャした後、2人は昼食を食べる事にする。
「宅配ピザでいい?」
不二「いいよ〜!涼子さんが好きなの選んで?」
「辛いのじゃないけどいいの??」
不二「うん、誕生日だしね?それにどうしても辛くしたくなったらハバネロソースかけるし!」
涼子の家には不二専用の激辛調味料が置いてあるのである。
「そう?じゃぁ…シーフードとサラミのハーフ&ハーフにするね〜!」
ピザをネット注文してしばらく待っていると不二がトイレに立った。
不二「涼子さん?トイレ借りるね?」
「………ねぇ、その格好で立ちションするの?」
不二「…そういう事聞かないでよ。」
「だって気になるじゃん!女装してても立ちションするのか!そもそも、あんたが立ちションしてるのも想像できないんだけどね…座ってする派?」
不二「はぁ……それってトイレ行ってくるって言った人に『ウンコするの?』って聞いちゃう人と同類だよね。」
「………誕生日にあんたの口から『ウンコ』って言葉を聞く事になるとは思わなかったわ。」
それからしばらくするとピザ屋が来たのかチャイムが鳴ったので不二が受け取りに玄関まで行く。
不二「僕が取ってくるね?」
「よろしく〜!」
ところが、支払いはカードで済ませてある為受け取ってすぐ終わるはずなのに不二はなかなか戻って来ない。
「……周助ったら何やってんだろ?」
そして少しするとピザを持ってリビングに戻ってきた。
不二「お待たせ〜。」
「ありがとう!てか、遅かったね?」
不二「うん……配達のお兄さんに口説かれちゃってね。」
「………あぁ、その格好だもんね。」
不二「連絡先渡されそうになったよ。」
「渡されそう?断って引き下がったの??」
不二「ん?仕方ないからシャツ開けて『僕男なんです!』って言ったら逃げたよ。」
「えっ!?ちょっと!!私の名前で注文したんだから相手は三神涼子=男だと思うじゃないさ!!」
不二「クスッ…まぁ悪い虫が寄りにくくていいんじゃない?」
「私はあんたみたいにモテないから大丈夫だよ。」
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