第6章 女は大切にするんだぞ
愛しい人の唇を離すと、自分の与えている刺激に涙を浮かべるコノハ。
手を回されていることによって必然的に顔が近くなり、お互いの吐息がぶつかり合う。
「ッ、ハッ…、ロー、もっ、もぅっ」
「…あぁ、俺もそろそろだ。ッ」
押しては引くを繰り返す腰に足を回すと、目を見開くロー。
「クッ、何してやがる、ッ。足離さねェとこのまま中に、ッ、出しちまうぞ。」
「んッ、いいのっ、!このまま、出しッて!」
ローの揺れる瞳に蕩けた顔のコノハが映ると、中を抉るように強弱をつけ動きを早めていく。
「んぁあッ!ふっ、あッ!ローッ、イっちゃッ…!」
「ッ、イケよ。俺も、出すぞ、クッ…」
ビクンと自分のモノを強く咥え込むコノハのソレに、誘われるがままに最奥へと欲望を吐き出すロー。
この前までキスすらしたことなかったコノハに頼まれ、彼女の中に吐いた己の欲望。
その事実に胸が熱くなりコノハの唇へキスを落とす。
コノハはじわりとお腹の奥に広がるローの温もりを感じたまま目を閉じた。