第6章 女は大切にするんだぞ
「なァ…、お前はどれだけ俺の心を掻き乱せば気が済む。」
どこか悲しそうなローと目が合いドクンと心臓が跳ねる。
「心配かけてしまってごめん、なさい…。だけどー
”顔も体もお子さまね”
あの人が言っていた言葉が呪いのように頭を巡る。
「だけど、私だって嫉妬するの…!私はあの人と違って背も小さいし、スタイルだって良くないッ…、みんなが言うように22歳に見えないし、あの人の方がッ…、ローに似合ってたんだもん…!」
気付いたらダムが決壊したように涙が溢れていた。
流れる涙を一滴も落とすまいと、大きな手が頬を包む。
「似合う似合わ無ェはお前が決める事じゃねェ。…お似合いだからって他の女に譲ったとしても、俺はお前以外興味が無ェ。」
真っ直ぐな瞳に見つめられ、嗚咽が止まらない。
自分の醜い嫉妬でローを振り回してしまい、心配をかけてしまった。
縛られた手を解かれたら、思いっきり抱きしめてきちんと謝りたい。
「うぅっ…。ロー、抱きしめたいからこの紐解いてくれる?」
グスンと鼻を啜るコノハの手をチラリと見るロー。
「ダメだ。お前にはお仕置きが必要だと言ったはずだ。」
「っ、舌噛んでごめん。」
「それじゃだけじゃ無ェ。」
話している間もずっと顔を出していた胸に舌を這わせる。
「ひゃっ!?」
油断していたコノハの口から色気のない声が飛び出した事を気にも留めず、胸への愛撫を続けていく。
手に吸い付くような柔らかい乳房を強弱をつけて揉み、ピンと硬くなった頂きを口に含む。
甘噛みしながらたまに吸うとコノハが身を捩り、豊満な胸が頬を叩く
「んんっ!やっ、あぁっ…!」
何度も繰り返されるコノハの顔が耳まで赤くなっていく。
赤くなった耳に唇を這わせ、耳朶を噛むと甘い声で鳴くコノハ。
「んやっ!ぁっ!」
長い舌が耳の中に入ってきて、その感覚に思わず肌が粟立っているとスルリとローの手が太ももを撫でる
「あぁっ…!」
スカートを脱がし足に手をかけるローに、思わず力が入る
「足を開け。」
耳元で言われ観念したかのように足の力を抜くコノハ。
下着の上から割れ目をなぞるとクチュリと水分の含んだ音が鳴り、体が弓のように仰け反った。