第3章 犯した過ち
意識が朦朧としているのか、目の焦点が定まっていない。こんなとこで意識飛ばされちゃ困る。頬を叩くと伏せていた目がこちらに向く。
「も、したくない…………。やだぁ」
身体に力が入ってガクガク震えてる。こいつ、またイッた。蕩けた顔して俺の目を見て煽る。無意識なんだろうけど、それが一番タチ悪い。
「勝手にイクなって。ちゃんと言って」
「それ、恥ずかし、っから言えない!」
何言ってんだよ今更。散々よがってたくせにな。なんなの、ほんと。全部気に食わない。
「俺に逆らうなんていい度胸してんな。どうなるか分かってるくせに。ここまでくるとさ、わざとやってるようにしか見えないんだけど」
ギリギリまで抜いて、また奥まで勢いよくいれる。ひだが俺のに絡まって子宮の入口が吸い付いてきて、くそきもちい。
「ちがう、ごめんなさい……。次はちゃんといい子にするっ!」
顔は涙でぐちゃぐちゃだ。いっそう加虐心が疼く。自分の中に留めてなんかおけるはずもない。
***
「う、ぅあ、も、イキます♡大っきいのきちゃう♡♡」
「ははっ。奥突かれてすぐイッちゃうんだねー」
「は、あっ、いっ、!!!言わな………ぃで♡」
大きく身体が反れた。またイッたんだって思うと優越感が襲ってくるからやめられない。
「俺も、そろそろイキそっ、うっっ〜〜〜!」
孕め。孕んじゃえ。本気でそう思った。でもこいつは安全日。確率は低い今日だけど、ほんの少しだけ期待してる。
妊娠したら責任とってあげるよ。それがどんなにイケナイことか分かってる。でも抑えられないんだよ。
びゅるびゅる〜って早織のなかに流し込むと膣の中に広がってく。たまんねえなあ。