第16章 大人の遊戯*
腿に力を入れ透子が耐えていたが。
静がトン、とまた馬の腹を蹴り速度が早まった瞬間、腟内の異物が無理やりにズン!と奥を刺した。
「ッっつ!!!」
内部のそれが不規則であるが激しく上下に動いているのが分かった。
浮いた瞬間に自然に抜けようとするものの、沈むとまた穿たれる。
まだ準備の出来ていない膣道や奥に異物の凹凸が勝手に暴れ、その衝撃に声も出なかった。
「キミの膣圧は結構なものだから。 放っておいても中々にいい挿入感じゃないか?」
クイ、とタイツをあげてそれを収めた静が申し訳程度にスカートをおろし、透子の体を隠した。
内部にピッタリはまってしまうも膨大な違和感がひたすら体を動き回っているような、そんな感覚だった。
「ぅうっあっ…ああっ…う、動か……な、いでえっ…ムリいっ」
「それぐらいなら傷付かないだろう。 フム…たしかに俺のはあんな形ではない。 このオモチャにバイブ機能があればなお良かったのだが。 せっかくだから少しこのまま遠乗りといくか。 落ちないように馬の背にしがみついてるといい」
そんな!? 透子の懇願も無視をし「まさに大人の遊戯だろう?」くくく、と無慈悲に笑う静の声が聞こえた。