依々恋々-イイレンレン-@Shanks in 現代社長
第20章 会いまみえる
✜
適当にご歓談ください、と言う🌸によってリビングに残されたのはシャンクス、ロー、🎀の3人。
🌸ちゃんち、久しぶりー♪と勝手知ったるなんとやら、でテレビの向かいに座る🎀。
車を降りたシャンクスに、妻が世話になった、と頭を下げるローを珍しがった🌸は、伸びてきた彼の手に、アイアンクローはやだ!とシャンクスの影に隠れた。
立ち話もなんだから、と案内された🌸の部屋は1LDK。
玄関からの廊下の先の扉を開けると、正面にキッチン。
カウンター越しにダイニングが確認できるようになっており、手前にリビングスペース。テレビとローテーブルに座布団が2枚。
キッチンカウンターには調味料と、さっき🌸が置いていった郵便物。不在票もその中にあった。
ダイニングの奥にバルコニー。
扉沿いの壁の奥は半分ほどをカーテンで仕切られている。
ライトグレーのニットとホワイトジーンズに着替えた🌸が戻ると、🎀がローに旅行での話や、シャンクスに🌸のことを話していて止まる気配がなかったので、まずは荷物でしょ、と🌸がストップをかけた。
「えっと、あー、今からだと再配達夕方しか指定できないや」
不在票と携帯を手に、ごめん、とテレビ前に並んで座ったトラファルガー夫婦(仮)に謝る。
「営業所留に変更できないのか?」
「んあー、ダメっぽい。持ち出し中になってる」
聞いたローに、ごめんよぉ、と力無く肩を落とす🌸。
「シャンクスさんに質問!」
突然、はいはーい!と手を挙げた🎀。
「ん?俺か?」
リビングとダイニング、キッチンを仕切る扉の前に立っていたシャンクスに、よかったら、と二人の向かいをすすめる🌸。
「コーヒー各種、紅茶各種、ココア、緑茶、麦茶」
それだけ言われて首を傾げると、ローが軽く手を挙げて「ココア」と返事をし、倣って🎀が「カフェオレ!甘口で」とオーダーする。
目線で聞いてくる🌸に、コーヒーもらおうか、と頷く。
「お砂糖ミルクは?」
「あー、ミルクだけ」
お待ちくださーい、と入り口に麻の暖簾のかかるキッチンに消えた🌸の背中を見ていた。