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炎環に舞う【煉󠄁獄さん/救済】
第9章 (※)依存
(杏寿郎…さん…。)
「…………分かった…。」
杏「言葉遣いも改めたいな!!」
そう言われたつむぎは目の前の男が、ずっと昔から知ってる男の子が成長した姿なのか、突然目の前に現れた理想的な男なのか分からなくなっていった。
「分かり……まし、た。」
つむぎがそう言うと杏寿郎は目を細めて微笑み、つむぎの頭を優しく撫でた。
杏「良く出来たな。」
杏(躾が出来るとは本当に仔犬の様だな。)
そんな事を思いながら見下ろす先で、つむぎは頬を染めながら口をきゅっと結んでいた。
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