• テキストサイズ

⭐︎夢のつづき⭐︎

第2章 高専


背に走る痛みに蹴り飛ばされ岩壁に背をぶつけた事を理解した……呪力で強化するの遅れた……呪詛んちょか……?堀部に仲間がいたっておかしくない……完全に油断した……。




「ゲホッ……お前ら……何者だ……?」



『あら、ヤダ……この子、可愛いじゃない!仲間になったら、華が増えるわね、ミゲル?』



『フン、オレは興味ナイ……アイツがコイツの実力、見てコイと言うカラキタだけだ!』



『まぁ、アナタのそのムチを受けて、五体満足・口が聞けるって中々じゃない?流石は元・特級……』




なんだ、コイツら……大型のオカマと外国人??ボビーみたい……って違う……何でコイツら私が“特級”だったことを知ってるの……高専関係者か?




「ゲホッ…ゲホッ……ちょっと、大の大人の男が二人で大人気ないんじゃない…?誰だ?高専関係者…もしくは呪詛師?」


「そーね、ワタシ達は高専の関係者じゃない……けど、仲間は元……」


「オイ、もうイイ……オマエ、オレたちとコイ……来ナイなら、コロスだけだ」




待って……コイツら……確か……傑の仲間……何で、まだ“百鬼夜行”まで一年以上時間があるのに……なんで……?それにどうして、私の所に??




「………傑は元気?」


「「ッ!!?」」





傑……このまま、この二人について行って、今、傑を止める?止めれるの?このまま着いていけば私は呪詛師として殺される……か……悟が殺しに来てくれるかな?









「……目的は何?」


「話は早そうね……じゃーーーー」


「オイ、話はオワリダ……ヤバいのがクル……行クゾ!」


「ッ!!?ちょ、待っ………」



……傑……あの二人を送り込んできたって事は、私の立ち位置を確認したの?私は…………ッ!!?



















「……、いい度胸だね?僕から逃げるなんて?ゼーンゼン、気付かなかったよー!で、さっきのお二人さんは仲間?お前、やっぱり呪詛んちょ?」


「仲間にボロボロにされてたら私、可哀想じゃん……知らない……どっかの呪詛んちょ……堀部の関係じゃない?めちゃくちゃ強かったけどね?」




二人が逃げた後、背後に悟が現れた……片腕を取られ軽く拘束されて、何も知らないと嘘を付いた……前世の記憶も曖昧だしね……ごめんね、悟……。
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp