第2章 性癖ヤバめな変態に狙われました
「…………っ」
精一杯の。
反抗。
思い切りぷい、と視線を、反らす。
「…………まだ、そんな元気あったんだ」
ギシ、て。
ベッドを軋ませて。
ローテーブルからガタン、て、音がする。
そして。
ビクン…………っ。
ヴィィィ、ヴィ、ヴィィィィィ————。
って。
聞いたことある。
無機質な、機械音。
「ねぇ。散々可愛がられてパンパンに腫れたここ、直接これ、当てたら楪どーなっちゃうのかな」
「え…」
背筋に走った冷気に、無意識に手を伸ばそうとするけど。
ただただ鎖がガチャガチャと鳴るだけで。
現状になんら変わりがない。
「や…っ、待ってそれ、や…………っ」
「イきたかったんでしょ。たくさんイっていいよ」
くい、て。
右足が抱え込まれて。
指先が、さっきみたいに割れ目を広げる。
「やぁああああ!!やだ!いやぁ!」
「ほらほら暴れない。まだ触ってもないのに」
ぐ、て。
機械が秘部へと押し当てられて。
小さく喉が鳴る。
そんな様子をさも満足そうに、目を細めて見下ろすと。
カチ
って音と共に無機質な機械音が、部屋中に響き渡った。
「ひ…っ、ぅ、ぅあああ!!あ、あ…………っ、やぁああああ!!」